都市にひそむミエナイモノ展

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Tomo Kihara & Playfool

都市でAIに見つからないためには

How (not) to get hit by a self-driving car

Tomo Kihara & Playfool
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Tomo Kihara & Playfool

作品紹介

AIはわたしたち人間の姿をどう捉えているのでしょう?

たくさんの画像データを学習したAIは、人間と犬の違いを瞬時に見分けることができます。

今後の活用が期待される自動運転車は、そうしたAI技術をもとにさらなる安全性の向上が目指されています。

けれど、もし子どもが段ボールのなかに隠れていたら? 犬のマネをしていたら? はたしてAIはそれらを「人間」と判断できるのでしょうか。

本作品は、AIに歩行者と検知されないように横断歩道を渡り切るゲームです。

AIに人間と検知されたら負け。勝つためにはAIの目を巧みにだまして、歩行者と見分けられないような工夫をしてゴールまでたどりつく必要があります。

結果、プレイヤーが勝利するたびに「AIが歩行者を検知できなかったデータ」が蓄積されていきます。

本作品はこうした遊びを通じて人々の行動の多様なバリエーションを集めることで、従来のデータだけでは気づけなかった新たな視点をAIに与え、今後の技術発展に貢献する可能性ももっています。

プロフィール

Tomo Kihara & Playfool

Tomo Kihara & Playfool

木原共とPlayfool(コッペン・ダニエル)との協働チーム。「遊び」をテーマに、創造性を育む道具のデザインや、社会・都市に介入するアートプロジェクトを国内外で展開。近年、ヴィクトリア&アルバート博物館やアルス・エレクトロニカなどで展示。 Photo : Tada (Yukai)

Tomo Kihara
Playfool