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【終了】Qosmoクリエイタートーク ~テクノロジーがもたらしうるディストピア/ユートピア《人間らしさとは》~
3/9(土) 14:30~15:30
【終了】Qosmoクリエイタートーク~テクノロジーがもたらしうるディストピア/ユートピア《人間らしさとは》~
昨今、身近な存在になりつつある「AI」。
便利で有益な面ばかりが注目されがちな(生成)AIですが、多様性が失われたり表面的な使われ方に終始してしまう側面もあります。
テクノロジーが急速な発展を迎える中、我々はAIとどのように付き合っていくべきなのでしょうか。
メディアアートの分野で活躍するアーティストたちを迎え、彼らの作品がどのようにAIと向き合い、アートとしてどう表現しているのか、どんな意義を込めているのかを探ります。
本展覧会で、生成AIを活用し現代の複雑な問題を議論させる作品を手掛けたQosmoから、映像表現を主に手掛け、今回の作品のコンセプトから実装までを手掛けた中嶋亮介と『創るためのAI』などの著作がある徳井直生、現代のテクノロジーを用いて日本の祭礼や習俗を再構築する作品を発表する市原えつこの3名が、これからの時代の在り方をAIを起点として様々な観点から話し合います。
開催日時:3月9日(土)14:30~15:30
開催場所:SusHi Tech Square 1F プレイグラウンド内(「都市にひそむミエナイモノ展」展示会場)
参加対象:特になし
※小学生の方は保護者のご同伴をお願いします。
定員:100名
※事前申込み制、参加上限に達し次第申込み受付は終了します。
参加費:無料
出演者:徳井直生(本展覧会クリエイター)、中嶋亮介(本展覧会クリエイター)、市原えつこ(アーティスト、妄想インベンター)、田尾圭一郎(展覧会クリエイティブディレクター)
プロフィール:
徳井直生
アーティスト/研究者。
AIを用いた人間の創造性の拡張を研究と作品制作の両面から模索。アーティスト、デザイナー、AI研究者/エンジニアなどから構成されるコレクティブ、Qosmoを率いて作品制作や技術開発に取り組むほか、23年7月設立のNeutoneでは、AIを用いた新しい「楽器」の開発を手がける。
著書に『創るためのAI — 機械と創造性のはてしない物語』とその英語版『Surfing human creativity with AI』など。
中嶋亮介
1995年兵庫県生まれ。2020年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科前期博士課程修了(エクス・デザインプログラム)。
生成的な映像制作や、人間の知的活動・制作活動に関する哲学的思索に関心があり、制作やリサーチなど種々の活動に取り組む。
またリアルタイムコンピューターグラフィックスを得意とし、データビジュアライゼーションや深層学習を用いた映像表現を行う。
市原えつこ
アーティスト、妄想インベンター。
日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を提示し続ける。
奇想天外な発想で広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、国際的に受賞、注目されている。
第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、アルスエレクトロニカでHonorary Mentionを受賞。
近年の主な展覧会に「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)、「New Eden: Science Fiction Mythologies Transformed」(Art Science Museum、シンガポール)等。現在、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻に在学中