Synflux

わたしのからだは心になる? 展

わたしのからだはケモノになる

持続可能な次代のファッションをつくりだす思索的デザインラボラトリー。多様なジャンルの専門性をもって、領域横断的に問題に挑戦。先端のデジタル技術を活用して、個人の創造性を発露できる循環型創造社会の実現を目指す。2020年 Global Change Award（H&M財団）アーリー・バード特別賞。

フィジカルとバーチャルが連動する世界がやってきたとき、あなたはどんな格好をしていると思いますか？

現在でもスーツや制服を着ている時と部屋着とで異なるように、わたしたちのアイデンティティは体にまとう衣服によっても多様に変化します。

Synfluxが開発する仮想の未来空間「WORTH」は、ユーザーが自ら改造できる「アバタースキン」を提供し、デジタル時代の自己とファッションの関係を問いかけます。

仮想空間では、職業や立場に規定されることもなく、ましてや人間の格好をする必要もありません。

WORTHのキャラクター「ケモノ」は、未来の自然環境に適応するべくキノコや植物柄のスキンを身につけ、周囲の森との接続を試みます。

そこでは、仮想世界ならではの新たな生命の躍動が感じられるかもしれません。