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【終了】Alternative Machineトークショー 〜都市生態学・建築・造園の視点で見る、”つながり”の再検証~
11/4(土) 14:30~16:00
【終了】Alternative Machineトークショー
〜都市生態学・建築・造園の視点で見る、”つながり”の再検証~
つながりと聞いて何を思い浮かべますか? 人と人とのつながりを思いうかべた方が多いと思います。
生物と生物のつながり(システム)である生態系もその一つです。
本展において分断された土をつないだり、本来つながっていない場所をインターネットでつなぐアプローチを用いたAlternative Machine 土井樹が、ゲストに井上岳氏(建築)、片野昇輔氏(造園)、曽我昌史氏(都市生態学)の3名をお呼びして、つながりについてお話します。
生態系の拡張に必要なつながり、SNSにより接続過剰になった人間社会のつながり、たくさんのつながりを考えてみましょう。
開催日時:11月4日(土)14:30~16:00
開催場所:SusHi Tech Square 1F プレイグラウンド内 (「わたしのからだはあなたになる?展」展示会場)
参加費:無料
※事前申込み制、参加上限に達し次第申込み受付は終了します。
※全席自由席のご案内となります。
出演者:土井樹(Alternative Machine)
井上岳(GROUP共同主宰)
片野 晃輔(Wild Scientist)
曽我昌史(東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授)
塚田有那:モデレーター(本展覧会キュレータ―)
プロフィール:
土井樹(Alternative Machine)
1989年兵庫県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了。学術博士。
社会性生物の群れの運動や人工システム内に創発する主観的時間などのテーマで研究をするとともに、アート/音楽作品の発表を行っている。
主な展示に『Blues』(Place by method, 東京, 2017)、『Bee Wee』(TALION GALLERY、東京、2020)、『陰影のリビジョン』(TALION GALLERY、東京、2021) 。主な作品に『Uonotayu』(CD, 2010)、『Peeling Blue』(CD, 2018)。 また、CM、インスタレーション、展示のサウンド制作及びソフトウェアプログラミングも手がけている。
井上岳(GROUP共同主宰)
井上岳/Gaku Inoue建築に関わる設計と研究と施工を行う。
石上純也建築設計事務所を経て、都市、建築、デザイン、アートの分野横断的な実践を行う設計事務所GROUP共同主宰。
主な作品に《新宿ホワイトハウスの庭の改修》《海老名芸術高速》《浴室の手入れ》など。主な編著に『ノーツ「庭」』など。
片野 晃輔(Wild Scientist)
訳書「BioBuilder -合成生物学を始めよう」、サステナビリティ領域、自然資本関連の事業•研究コンサルティングや企業や大学との研究、生態系構築ユニットVeigとしての造園/空間の設計施工など分野問わず活動している。
高校時代、DNAメチル化に関する研究を行い、卒業後はMITメディアラボ研究員に。同研究所のSynthetic Neurobiologyグループ及びBroad Instituteにて組織内でのゲノムシーケンス手法開発に、Community Biotechnologyグループでは低コストかつ世界中どこでも自作し使用可能な実験機器、手法の開発や、生物学研究の民主化の研究を行う。
帰国後、Sony CSLのSynecocultureグループ、一般社団法人シネコカルチャーにて拡張生態系の研究に携わる。
曽我昌史(東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授)
2015に北海道大学大学院農学研究院で博士(農学)を取得。その後、日本学術振興会特別研究員を経て、2019年11月より現職。都市の生物多様性や生態系サービス(自然の恵み)、人と自然の関係性に関する学際的な研究に従事。